「えー絶対言うよ。」

「えぇーさすがにそれはないでしょ!だって根本的な用途があるし街角とかメーカーとかそっちで来るかもよ!?」

「いや、俺はかけるぜ?」

「言ったね、泉。」

「言った。三橋は?」

「お、俺は、わ、わかんな、い・・・・」

「浜田は?」

「俺は違うに一票だよ!に限ってそんなことはないって!!田島はありそうだけどさぁー」















「「何が。」」





「「「うわっ!!!!」」」






自分の名前が聞こえてあたしがひょっこり顔を出すと、
三人は悲鳴のような声をあげて驚いた。



「何さー・・・そんな驚かなくてもいいじゃん!!」

「そーだよ!!っつーか俺とがなんだって!?




ガガガガガーーと椅子を引きずって浜田の机の上に自分の弁当箱と飲み物を置く。
悠一郎は自分の席について今さっき買ってきたコーヒー牛乳のパックを開けてストローをさした。


「いや、別に大したことじゃねーんだけどさ、」

「うん。」

「おい、泉!一応だって女なんだから・・・」

「パツ金は黙っとけ。で、何、泉?」

「・・・・・・・・・・。」




「どーせ俺なんて・・・」と言って三橋に泣きつく浜田を横目にあたしは泉の方へと前のめりになる。
泉はメロンパンを口にほおばりながらにっと笑う。








「お前ら二人、ティッシュって言われて何想像する?」











「「え、オナニー。」」





あれ、




今、ハーモニーを奏でちゃいけない言葉が二人の口からでちゃったけど?
っていうかハモっちゃいましたけど。









「ほらなー!!!」

ー!!おまえ・・・・言葉をつつしめ・・・・・・。」

「えー!!あたし!?っていうかあたしだけ!?」



ケタケタ笑う泉と顔を手で覆う浜田。
ぼっと顔を赤くしてあたし達を見る三橋、
さっぱり意味がわからない。




「え、な、なになに!?」

「普通はそういう発想でてこねーよなーって、んで田島ならでるんじゃねって話になってさー」

「俺?」


悠一郎はきょとんとした顔をする。



「ああ。でさ、田島と付き合ってるもおんなじ脳みそしてんじゃねーの?って話になって、聞いてみたってわけ。」



「あーうけるーきれいにハモってんじゃねーっつーの」なんて言いながら泉はまだ笑っていた。



「えーでもさー普通オナニーじゃね!?なっ、。」

「え、うん。あたしもそれ以外なんも思いつかなかったわ。」

「いや、それしか思いつかなかった方がスゲーわ。やっぱお前ら似たものどうしなんだな。」

「えーなんかそーゆー風に言われるとちょっとあれだなぁ・・・・ねぇ?悠一郎?」


浜田の軽率な発言にあたしが眉をしかめながら悠一郎に視線を移すと

彼は嬉しそうに笑って




と脳みその端っこまでまでわかりあえてるみたいで俺は嬉しいけど!!」






というもんだから




あたしの眉間のしわはどこかに飛んで行ってしまった。














「バカップル。」



泉のつぶやきも
あたしの耳には届かなかった。







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おおおおお!?
ゲロ甘。なんか具合が・・・・悪くなってきました・・・・。
これを読んで気分を害された方いましたら申し訳ありません。
わたくしの掌が責任を持ってエチケット袋の代わりを務めます。

ここまでよんでくださって本当にありがとうございました!!!